2017年末、債務整理をすることにした(5)債務整理と任意整理って何が違うの?
まず、「債務整理」という言葉について調べ始めた。
「債務整理」という言葉が自分に重くのしかかるが、そんなことも言っていられない。
ここで混乱したのが「債務整理」と「任意整理」という二つの言葉。
正直、同じものだと思っていたのだが…
「債務整理」=自己破産や個人再生、任意整理もすべて含まれる
「任意整理」=債務整理のうちの一つの方法
違うものだったんですね。
で、恐らく自分がやるなら「任意整理」であろう、とあたりをつけた。
さすがにこの金額で自己破産ではなかろう・・。
「任意整理」について、自分で調べた限りの所感は以下の通り
【メリット】
・利息カットできる可能性大
・家族や職場にばれない
・過払い金が戻る場合がある…とあるが、私は全て銀行系カードローンで、変な金利のものはないので、戻る可能性は無いと考えるべきだろう。
【デメリット】
・任意整理後、今あるクレジットカードは使えないと思ったほうが良い
・5年間はクレジットカードを作ったり、携帯機種変の際の分割払いができない可能性大(完済後5年という記述も大量に見かける。最悪10年使えないことを想定したほうがよさそうだと思った。)
・銀行系カードローンを使っている場合、同銀行の口座が凍結される可能性がある
残高があれば、相殺される可能性もある
(※たとえば私は三井住友カードローンから借り入れがあるが、給料や家賃引き落としのメインバンクを三井住友の普通口座にしていた。凍結とか相殺とかされたら困る!)
また、費用についても調べて
相場は1社あたり着手金20000~40000円くらい、ということもなんとなく分かってきた。
たとえば着手金と報酬金がそれぞれ2万だとすれば
1社につき4万、3社の任意整理をするなら12万。12万かぁ…。
今12万なんてまとまったお金はないけれど、多くの事務所で支払いは分割ができるらしい、ということまでは分かった。
だがしかし。
・・・私はクレカのない生活に耐えられるのだろうか。
20年近くクレカありきの生活をしていた。
それにたとえば昨今、新幹線や飛行機の予約なんてクレカ必須だし。
でも、よく考えろ私。
300万の借金があるなら、クレカを使えない堅実な生活をすべきではないのか。
クレカがあるから、余計な買い物をするんじゃないのか。
実はこの時まで、私の借金は3社という認識だった。
クレカを借金だと思っていなかった。
クレジットカードを、まるで自由に使える自分のお金のように錯覚していたけれど
借金だと認識しなさい、私。
そうだ、クレカも立派な借金の一つだ。
ってことは、借金は5社。借金の総額、300万を超えてるんじゃないの・・?
突然、初めての恐怖。
いまさらと思われるかもしれないが、ちゃんと現実と向き合わなくてはいけない。
とりあえず、任意整理するかどうか決意は固まってないものの、
もしいざとなったときにすぐに動けるよう、クレカ払いだった引き落としはすべて口座振替に変えた。
また、メインバンクを三菱東京UFJに切り替える手続きをし、三井住友の口座は空にした。(普通口座はゆうちょなど含め元々4つ持っていた)残高が600円くらいあるけど、これくらいなら万が一相殺されてもいいや。
本当は、携帯もキャリアから格安スマホへの切り替えを検討していたが、格安スマホはクレカ払いのみが殆どなので、これもしばらくキャリアを使うことになりそうだ。
任意整理をどうするか、まだ分からない。決心がつかない。
だけど。ひとまず少し動いた。
これが2017年9月の話。
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