親の愛に泣いた
神様はいるのかもしれない。
本当にお金がなくて。4000円弱の(2か月分)水道代を払えなかった。
加えて、喘息もちなのだが、少し前に薬が切れてしまい、咳が止まらなくなったのに医者にもいけなかった。喘息の薬は高いから。
そんな折、母から写真を送ってもらう用があり、電話で話した。電話は当たり障りのない会話。「元気でやってるよ」としかいえない。
なのに。
何か勘付いたのか。
写真と共に、1万円が入っていた。
私、お金がないなんて一言も言ってなかったはずなのに。
いつもと声のトーンが違ったか。
情けない。この年で、親に1万円をもらうこと。
実家は本当に貧乏だ。1万円を捻出するのがどれほど大変なことか。
母はもちろん借金のことなどは知らない。数年前に生活が一変して大変なことは知っているが、ギリギリなんとかやっていけていることは伝えている。
本当は私が送金しなきゃいけないのに、もう何年もできていない。
それなのに。「少しでごめんね」の一文と共にお金を送ってくれたこと。
とりあえずこの1万円で、医者に行き(医療費と薬代で5000円を超えた)、水道代を払った。
お母さん、ありがとう。
恥じないように生きていきます。
早く親孝行できるようにならないと。
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